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最近色彩心理学の本を読む機会がありました。亡くなった母が遺言でお葬式のときに自分の好きな赤いバラをたくさん飾ってほしいといっていたことを思い出したからです。倉敷市の石材店に頼んで墓石にもバラの花の飾りをいれてもらい、永代供養しました。わたしは海が好きなのでもし自分のお葬式だったら大阪で海洋散骨をしてほしいとおもっています。
色について考えると
・クールビューティーな女性ほど可愛いらしい小物やヘアスタイル、服装を好む。
・清楚なコーディネートをすれば誰もが振り返るような素材の持ち主なのに、ギャルに憧れる。
・乙女チックな服装をすればモデル顔負けなのに、キャリアウーマンのような出で立ち。
こういったちぐはぐな印象の女性は、街にあふれています。
それと同じで、自分の好きな色と自分に合う色は違うんです。本当に残念なことに。
私は赤とかオレンジが大好きです。だけど私に合うのは紫なんです。
私にとって紫とは、おばあさんのメージです。高齢の方が白髪染めにおしゃれ心から紫に染めている印象が強いです。
そもそも百貨店の催しものか何かで、20色くらいからピンときた色を選べと言われたのが始まりでした。
好きな色でなく、ピンときた色です。
その時私は、ピンクを選びました。ピンクは愛されたいとか、女性を表す色だと説明してくれました。
そこでピンク色のなにかを買わされるのかと思いきや、大人の女性を表す紫が私に必要な色だと教えてくれました。
似会うでもなく、オススメでもなく、必要な色だと言われました。
それから気になって、全然別のお店で、かろうじて身につけることが出来そうな、紫のバレッタを購入し使用するようにしてみました。
変な話なのですが、紫のものをつけていると紫のものを身につけている自分が気になって、自分を客観的にみることができるようになったことに気づきました。
私今怒ってるな。とか、今落ち込んでるな。とか。
自分を客観視出来るようになると、怒っている事や落ち込んでいる事が自分の事ではないような気分になって、全然気にならなくなったのです。なんだか気持ちが軽くなったのです。
紫のものを身につけることで、自分の気分に振り回されなくなる体験してしまってからは、あまり好きではない紫を手放せなくなりました。
結局のところ、色が合うっていうのはこういうことなのかと思いました。
好きなものを思いっきり楽しみたい!という気持ちも大変よくわかるのですが、一度きちんと自分にあったカラ―をオススメしてくれる方に相談されるといいと思います。たかが色を取り入れるだけですから、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
カラーコーディネーターでもいいですし、占いをされている方でもいいと思います。
私はカラーセラピーで紫を知ることができたことは、私にとってよかったのだろうと感じています。