カラーカウンセリングを受けたことはありませんが、表参道で頭皮マッサージを受けた私はどちらかというと、はっきりした色が似合う方のようで、そのせいか派手目に見られがちなのが、多少のコンプレックスでした。いつもアースカラー系のふんわりした服を着ている友人がいてとても素敵に見えていたのですが、ある日、地元のイベントで飲み物を販売する模擬店を一緒にすることになり、ワンピースとエプロンを彼女のセンスで選んでもらったのです。さすがのセンスですごく素敵だったので、私はイベントの後もワンピースを愛用。それに合うような羽織ものとか、似たようなテイストの服をいくつか買って着るようになり、だんだんとアースカラーのものが増えてきました。そんなある日のこと。一緒に買い物に出かけ、きれいなブルーのトートバッグを手にとって鏡の前に立った私に主人が、「ほら、やっぱりきれいな色の方が似合うよ」と一言。すごくびっくりしました。ここのところ、ベージュだのブラウンだのを着ていた私は疲れて老けて見えていたとのこと。確かに鮮やかな色が顔の近くにあると元気に見えるんですよね。トレンドももちろん大事だけど、似合わなければ意味がないとあらためて思い知った出来事でした。