男性も見た目を気にする時代になった。
ひと頃はさまざまなタイプの男性が街を歩いていたが、最近はその頃と比べると個性がなくなったように感じる。
その原因の一つは肌質である。以前はニキビ面や剛毛を生やした男性がいたが、めっきり少なくなった。
街に出ると漫画のキャラクターに登場するような個性豊かな男性を時折見かけるので、外出時にはそれなりにマンウォッチングを楽しめた。
特に社会人の男性は無個性化しているようだ。20代から50代の現役世代は年齢を問わず洗顔を丁寧に行い、ニキビの薬を顔に塗りこんでいる。
仕事のスキルアップに加えて顔面まで気にしなくてはならないのは女性も同じだが、男性も美活をするようになるとは
思わなかったので、つくづく時代の変化を感じる次第である。
お得意先に好意を持ってもらうために顔面を整える。
洗顔や肌荒れ用の薬も大切だが、普段の生活で食べる物に気を付けたり良い睡眠、仲間と趣味を楽しむ事も立派なスキンケアの一種になると思う。肌の状態を見ると体調や普段の生活が分かる。
皆がスキンケアに良い生活を心がけると無個性になりそうだが、ストレスの発散法は個人によるので、小出しに発散しながら生活していけばよいのではないだろうか。
こちらの予想を裏切るような新たなタイプが現れるのを期待している。